モラルハラスメントとは、
DV(肉体的な暴力)とは違い、言葉や態度等によって行われる精神的な暴力のことです。
モラルハラスメントは、目に見えにくいため、周囲だけでなく、自分では被害を受けていることに気付かない場合が実は多いのです。
典型的なモラハラのケースは、嫌味、皮肉、口調、態度などによって、被害者の考えや行動を支配しようとします。そして、被害者が自立しようとすると、中傷や罵倒などの精神的な暴力をふるうようになります。
モラハラかどうかの判断がつかない場合
モラハラ被害の特徴として、被害者が被害に気づかないどころか、原因は自分にあるのではないか?自分が悪いのではないか?とすら思ってしまい、より苦しんでしまうことが挙げられます。
まずは自分が被害者だということに気付くことが重要です。
もちろん、単なる口げんかや不仲とモラハラは異なります。精神的苦痛を受けている状況で、モラハラかどうか自分でも判断がつかない、というケースは第三者にご相談される事をお勧めします。
配偶者のモラハラが治ることを期待されている場合
配偶者が、モラハラ夫だと気づいておられる場合でも、「いつか治るのでは?」と期待をされている場合が多いのです。しかし、残念ながら、モラルハラスメントが治る可能性はとても低いのです。むしろ、殆どのケースではどんどんエスカレートしていきます。
モラハラでお悩みの方は、弁護士にご相談ください。
埼玉県全域に対応しております。