自衛官の配偶者をもつ方のために、自衛官との離婚における財産分与などに関して解説いたします。

自衛官の特徴について

防衛省に勤務する防衛省職員の大部分を占めるのが特別職国家公務員である自衛隊員であり、この自衛隊員のうち階級を有し、制服を着用し、武器を持って戦うことを任務としているのが「自衛官」です。

自衛官は階級制度、2年または3年を任用期間とする「任期制度」が採られているのが特徴です。

また、自衛官の年収に学歴は関係ないとされていますが、入隊区分により年収に差が出てくるようです。

自衛隊の精強性を保つために他の公務員に比べ定年退職年齢が若く設定する若年定年制度が存在します。

自衛官の方がお持ちの財産の特徴について

一般的な民間企業に勤める会社員や一般公務員と異なる特徴の最たるものは、退職に伴い受領する金員でしょう。

具体的には定年を迎え退職する自衛官には「退職金」が、任期を終えて退職する任期制の自衛官には「任期満了金」がそれぞれ支払われます。

自衛隊の退職金の基本額は、給料である「俸給」に「勤続年数に応じた支給率」を掛けて求める基本額に、「階級ごとの調整額」があるようです。

また、退職金は定年以外にも、「自己都合で退職した場合」、「公務で死亡した場合」、「公務以外で死亡した場合」も支給されるそうです。

通常の銀行預金とは別に、防衛庁共済組合に預貯金を持っていることもあるようです。

離婚に関するご相談は初回30分まで無料

自衛官の平均年収は公表されていませんが、上記のとおり、かなり系統だった給料(俸給)が認められていますから、その収入および収入から積み立てられた財産は比較的予想がつけやすいといえるかもしれません。

当事務所では多数の取り扱い実績がありますので、お気軽にご相談ください。

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